凛明教会は、昭和40年に「大日教 凛明教会」として東京都大田区にて発足しました。その後、教会の発展に伴い、昭和48年に横浜へと移転、さらに昭和49年に同じく横浜市内で移転しました。この地は現在も「開山堂」として大切に受け継がれています。平成3年より、凛明教会は現在の藤沢市菖蒲沢に拠点を定め、活動を続けています。当初より会員制を採ってきたため、拠点の移動に際しても、ほぼすべての会員の皆さまが変わらず教会と歩みを共にしてくださいました。同じく平成3年には高野山から住職辞令を拝受し、「高野山真言宗 凛明教会」となりました。その後、平成8年に宗教法人の認証を受け、令和7年には発足60周年を迎え、今日に至っています。
凛明教会では、日本の寺院で一般的な檀家制ではなく会員制を採っています。これは、信仰が日常生活の中で無理なく息づくものであることを大切にしているからです。この会員制により、会員の皆さまが安心して参拝できる環境が保たれていると同時に、一人ひとりの状況に応じたきめ細かな支えを行うことが可能となっています。
教会では毎月、三世会、念誦会、護摩修法を開催し、会員が定期的に集い、祈りと実践を共にする機会を設けています。なかでも毎月第一日曜日に開催される三世会は、日頃の感謝を胸に神仏に手を合わせる場として位置づけられており、ご夫婦やご家族で参加される方も多く、自然なかたちで会員同士の交流が育まれています。また、平日には落ち着いた時間の中で、お一人おひとりが教会に祀られている尊い仏さま方とゆっくり向き合うことができます。
さらに凛明教会では、仏教の教えを知識として学ぶだけでなく、実際の生活の中で生かしていくことを重視しています。仏教に関する法話のほか、瞑想の実践にも取り組み、心を調え、自らを静かに見つめ直すための学びの場を設けています。祈りと学び、そして日々の実践が穏やかにつながる場として、凛明教会はこれからも会員と共に歩みを続けていきます。